「そろそろ外壁の汚れが気になってきた」「外壁塗装を考えている」という方は多くいらっしゃるでしょう。
外壁は経年劣化が目に見えてわかるため、住宅の外観にも大きく影響します。
今回は外壁塗装をご検討中の方へ、外壁塗装で最適な塗料を選ぶために知っておきたいことをご紹介します。

 

□外壁の汚れの種類を確認しよう

外壁は様々な汚れが付着し、それを放置し続けることで劣化が進みます。
それではどのような汚れがあるのか、代表的な例を確認しましょう。

まずはカビです。
湿気の多い日本は、カビが繁殖しやすい環境と言えます。
カビは放置する時間が長くなるほど根を深く張るため、そのまま放置すれば取り返しのつかない汚れになるでしょう。

また、コケや藻が発生する場合もあります。
これらも湿度の高い場所を好むため、住宅付近に川がある場合は要注意です。
カビやコケ・藻を放置し続けると、汚れが取れなくなるだけでなく外壁が腐食します。
外壁塗料に備わっている機能が作用しなくなり、耐用年数にも影響するでしょう。

サビも注意すべき外壁の汚れです。
鉄製の外壁でなくてもサビは様々な要因で発生します。
例えば、外に自転車を置いているご家庭は多いですが、その自転車が雨にさらされてサビが発生した際、外壁に移る可能性があります。
サビが外壁内部にまで侵食すれば、住まい全体の劣化に繋がる恐れもあるでしょう。

結果的にお家の見栄えが悪くなることはもちろんのこと、住まいの耐久性にも大きく影響するため、日頃から外壁の汚れには十分気を使ってください。

 

□汚れにくい塗料を紹介します

そのような外壁の汚れを防ぐため、「汚れにくい塗料」を選ぶことをおすすめします。
「汚れにくい塗料」は、汚れに強い成分を利用した塗料のことを言います。
様々な種類が存在するため、その中のいくつかをご紹介します。

まず1つ目にご紹介するのは、フッ素塗料です。
こちらは汚れないことに特化しているわけではありませんが、汚れに強く耐久性も高いです。

2つ目にご紹介するのが、無機塗料です。
一般的な塗料は有機成分を主に使用したものが多いのに対し、こちらは無機成分を主に使用しているため紫外線に強いという特徴があります。

3つ目にご紹介するのが、光触媒塗料です。
こちらは「汚れに特化した塗料」で、太陽光を利用して外壁の汚れを分解してくれます。

これらの他にも様々な塗料が存在します。
ご自身の希望に合った塗料を選択してください。

 

□まとめ

今回は、外壁塗装で最適な塗料を選ぶために知っておきたいことをご紹介しました。
たかが汚れだと侮ってはいけません。
外壁の汚れを放置してやがて住まい全体を蝕むことになる前に、塗料で対策ができればお掃除だけでなく心も楽になりますよね。
最適な塗料選びができるよう、ぜひ今回の内容を参考にしてください。