外壁塗装にクーリングオフは適用できる?専門家がお答えします!
外壁塗装のクーリングオフについて皆様はどの程度ご存じですか。
この知識は外壁塗装に限らず、身につけておいた方が良いでしょう。
クーリングオフについてきちんと理解しておくことで面倒ごとを避けられるかもしれません。
今回はみなさまが損をしないための知識についてご紹介します。
□外壁塗装のクーリングオフについて
塗装においてもこの知識を身につけておくことは大切です。
消費者センターの情報によると、これらに関する質問が多々寄せられるようです。
そのため、この知識を身につけておくことで自分が被害に遭った際に対処できるでしょう。
ここからは、クーリングオフについて知っておいた方がよい理由についてお話しします。
1つ目は、塗装業者の中には悪質なものも存在するからです。
例えば、塗装業者が強引に点検を行うという手口が挙げられるでしょう。
そのような点検をした後、家に欠陥があると嘘をつき、無理に契約しようとするのです。
悪徳業者と契約を交わしてしまうと、必要のない工事を行うことになってしまうかもしれません。
また、手抜き工事をされた上に高額な料金を請求されることもあります。
さらに、工事完了後に追加で料金を請求されることもあるでしょう。
2つ目は、救済機関の力を借りられるからです。
悪徳業者と契約を結んだ際、個人の力で立ち向かうことが難しいことがあります。
この際、クーリングオフ制度を利用すれば契約を解除できます。
たとえ工事が始まっていたとしても利用できるという点を押さえておきましょう。
□クーリングオフを適用するための条件とは
まず、業者と契約後、8日以内に制度の申請を行う必要があります。
この期限を過ぎてしまうと申請しても受理されないという事態が発生します。
そのため、悪意のある契約を交わしてしまった際はすぐに行動するようにしましょう。
ただし、契約時の書面にクーリングオフについて書かれていなければ、契約から日が経っていても適用できるかもしれないという点に注意してください。
次に、契約を交わした場所が重要になります。
これは、自分の意志で契約を交わしているかどうかが問題となります。
仮に、契約をする気が無いのに事務所に連れていかれて施工の契約を結んだ場合は、クーリングオフを適用できる可能性があります。
しかし、契約を交わすために自分から事務所に行った場合は適用されません。
□まとめ
自分の意に反した契約を結ばされた際、それに対抗するためにもこの制度を知っておくことをおすすめします。
外壁塗装についてお困りの点があればぜひご相談ください。
みなさまの意思を尊重しながら疑問にお答えします。