外壁塗装をお考えの方につや消し塗料を使うメリットをご紹介します!
外壁塗装を行う際に質感にこだわりたい方が多いのではないでしょうか。
その中に艶のないマットな仕上がりになる塗料があります。
艶がないため、外壁の光の反射を抑えることができ、ナチュラルな印象を与えるでしょう。
そこで今回は外壁塗装をお考えの方に向けて、艶消し塗料のメリットについてご紹介します。
□艶消し塗料のメリットとは?
まず、艶消し塗料とは一体何なのでしょうか。
艶消し塗料とはポリエステルやアクリルなどの微粒子を混ぜることでミクロレベルの凹凸を作り出して、光を拡散させ光の反射を軽減した塗料です。
マット仕上げやフラット仕上げといった表現をされることもあるでしょう。
艶に関してははっきりと明確な定義があるわけではありませんが、光沢度と呼ばれる反射光の強さを数値化したものを目安にしています。
一般的な艶あり塗料の光沢度が70であるのに対して、この艶消し塗料の光沢度は5以下となります。
では、この塗料のメリットには何が挙げられるのか、ここで確認しておきましょう。
まず艶がなく落ち着いた印象になるため、ナチュラルに仕上がるといったことです。
また、高級感が出て、外壁の印象はがらりと変わるでしょう。
和風な建物など明らかに艶消しと相性が良いものは存在するので、合わせてみることをおすすめします。
□艶消し塗料を使用する際の注意点とは?
艶消し塗料の特徴とメリットを確認したら、使用する際の注意点について押さえておきましょう。
まず、色の見本を確認する際は太陽の下で見るといった点です。
実際に外壁の色を決める際には業者から色見本を見せてもらったり、PC上でシミュレーションを行うことになります。
しかし、ここで注意しておきたいポイントは屋外と屋内では光の当たり方が異なるといったことです。
落ち着いた色を選んだと思っても、実際に塗装を行うと、イメージより明るい色になったなどというケースもあり得るでしょう。
次に、明るめの色がおすすめといった点です。
艶を抑えた塗料は光をほとんど反射しないため、暗い色を選ぶとやや重たい印象になってしまいがちです。
そこで、明るい色を選んでおくことで周囲の外観に違和感なく溶け込ませられるでしょう。
ここで紹介した注意点を参考にして艶消し塗料を検討していただければ幸いです。
□まとめ
艶消し塗料は光をほとんど反射しません。
そのため、外壁の印象はナチュラルに仕上がります。
しかし、光の反射は実際に見てみないと分からない部分も多いので、しっかり見本を確認することをおすすめします。