外壁塗装工事の養生とは?どのような工程なのか説明します!
外壁塗装をするときに欠かせない工程である、養生とはどのような作業なのかご存知ですか。
ここでは、養生をする目的とそのときに注意するべきポイントについて解説をします。
外壁塗装を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
□外壁塗装をする前に行う養生について解説!
養生とは、塗装を始める前に済ましておく作業工程のひとつです。
一度塗装をしてしまうと修正が効きにくいため、入念な準備が必要になります。
必要のないところに塗料が飛散してしまわないために、あらかじめ家屋にビニールシートやメッシュシートを覆っておく工程を養生と呼びます。
スプレーガンで塗料を噴射して塗装をする場合は、とくに養生の工程を入念に行わなければなりません。
はけやローラーを使って手作業で塗る場合と比べると、周りに塗料が飛び散ってしまう可能性が高くなります。
スプレーガンを使用するときは、飛び散る範囲も広がります。
飛散防止ネットを家全体に覆って、近隣住宅への塗料の飛散を防ぎましょう。
飛散防止ネットは高圧洗浄をするときの水の飛散も防げるため、外壁塗装の現場に広く取り入れられています。
塗装が終わったら、養生は全て撤去されます。
手間がかかる作業ですが、家屋をきれいに塗装するためには欠かせない工程ですね。
□養生をするにあたって注意しなければならないポイントを解説!
塗装を行っている間は家屋が養生されているわけですが、そのときにいくつか注意しなければならないポイントがあります。
窓枠やサッシがビニールシートで養生されている場合は、窓が開けられなくなります。
冬場はあまり気にならないかもしれませんが、夏場は少なからず生活に支障が出てしまいますよね。
飛散防止ネットを張っていると、外からの光が遮られ室内が少し暗くなってしまいます。
どうしても不便に感じる場合は、施工業者に相談をしてみましょう。
また、塗装工事中は洗濯物を室外に干せないため、室内に干すか、またはコインランドリーを利用するようにしましょう。
さらに、養生中はエアコンが使えなくなる場合もあります。
これらの機器が使えるのか、必ず事前に業者に確認するようにしましょう。
トラブルを引き起こさないために、とても大切なことです。
外壁塗装が終わったら、念の為塗料の飛散がないか自分の目で確かめるようにしましょう。
養生をしっかりして細心の注意を払って作業をしていても、塗料が飛散してしまうことはあります。
その場で対応してもらうためにも、外壁塗装が終わったら入念に確認しておくことが大切ですね。
□まとめ
養生をする目的とそのときに注意するべきポイントについてご紹介しました。
外壁塗装をするときは、これらのポイントを押さえている、安心できる業者に依頼することが大切です。