外壁塗装で使われる塗料は大きく分けて2種類あることを知っていますか。
今回は、水性塗料と油性塗料のメリットとデメリットについて解説します。
それぞれの成分の特徴を理解し、適切な塗料を選びましょう。
外壁塗装をお考えの方はぜひ、参考にしてみてください。

 

□2つの塗料の違いと油性塗料の特徴とは

外壁塗装で使われる塗料は、顔料や樹脂、添加物を液体で溶かして作ります。
水性塗料は顔料や樹脂、添加物を水で溶かし、油性塗料は溶剤で溶かすという違いがあります。
2つの塗料の特徴を理解した上で選ぶことが大切です。
まずは油性塗料の特徴をご紹介します。

油性塗料の1つ目のメリットは、塗膜が長持ちすることです。
塗膜が長持ちすることで、外壁をメンテナンスする頻度も少なくて済むでしょう。

また、艶を長期間維持できることもメリットの1つと言えるでしょう。
ただ、和風住宅の場合など、マットな塗料を選びたい方は他の塗料の方が良いかもしれません。
さらに、乾燥させやすい塗料のため、気温が低い場所でも使いやすいです。

しかし、使用する際はいくつか注意しておくべきポイントがあります。
油性塗料は、水ではなく溶剤で薄めるため、水性塗料に比べて臭いがきついです。
そのため、近隣の方への配慮が必要です。
また、値段が少し高いこともデメリットの1つでしょう。

 

□水性塗料の特徴とは

水性塗料のメリットは油性塗料に比べて値段が安いことやきつい臭いがしないことです。
そのため、外壁塗装を行う際に安心して使用しやすいでしょう。
水性であるため、材料の保管に手間がかからないこともメリットの1つと言えますね。

しかし、デメリットとして艶が落ちやすいことが挙げられます。
さらに、塗膜の寿命が短いことも理解しておきましょう。
しかし近年は、油性塗料と遜色ない性能を持つ水性塗料も登場しています。
油性塗料のような頑丈な塗膜を作ってくれる上、臭いが少ないと嬉しいですよね。

以前は油性塗料の方が優れていると言われていましたが、水性塗料の開発によって水性塗料を選ぶ方も増えています。
担当者と相談してご自宅にぴったりな塗料を選ぶことが大切です。

 

□まとめ

今回は水性塗料と油性塗料の特徴を解説しました。
油性塗料は艶や塗膜が長持ちすることが特徴でしたが、最近は水性塗料も同じぐらいの性能があると言われています。
塗料を選ぶ際はそれぞれの成分や特徴を理解して選んでみてはいかがでしょうか。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご連絡ください。